村雨辰剛さんは日本文化が好きすぎて、帰化して日本人になりました。
日本が大好きな村雨辰剛さんの経歴、人生はとてもユニークであり、外国から来て成功した人物でもあります。
今回は村雨辰剛さんの経歴やプロフィールが気になったので調べてみました。
村雨辰剛の経歴
村雨辰剛さんの経歴について紹介していきます。
- 1988年スウェーデンで生まれる
- 中学校で世界史の授業を通して日本に興味を抱く
- 16歳の夏休み、チャットで知り合った60代の日本人男性の家にホームステイする
- スウェーデンの高校卒業後、お金を貯めて日本へ移住
- 英語教師などをしていたが、庭師の仕事にめぐりあい就職
- 2015年、26歳のとき日本人に帰化し、メディアにも注目され始める
- 庭師、タレントとして働いている
村雨辰剛さんの経歴はとてもユニークで行動力や努力がすごいです。
この行動力がなければ、村雨辰剛さんがここまで日本を好きになることはなかったかもしれないですね。
スウェーデンでの人生
スウェーデンの田舎で育った村雨辰剛さん。
小さいころから外に出て行きたいという気持ちが強く、地理的にも文化的にも懸け離れた海外で生活したいと思っていたそうです。
中学校で勉強した日本の歴史に興味を抱き、ヤフーチャットで日本人を見つけて、日本語を勉強していました。
経済的な理由ですぐに留学できなかったようですが、60代の日本人男性と知り合いホームステイできることになります。
村雨辰剛さんは日本でのホームステイが決まるまで、自分で日本の高校に直接電話して留学できないか交渉していたそうです。
自分の夢をかなえるために、自ら行動して実行できる村雨辰剛さんがとてもかっこいいですよね。
日本へ移住
19歳のときアルバイトで貯めたお金で日本、愛知県への移住を決めます。
村雨辰剛さんはこの時からすでに日本に帰化したいと考えていたそうです。
英語講師の仕事を見つけて就労ビザでの日本移住で、とにかく収入を得るための仕事でした。
元々は日本の伝統的な仕事をしたいと思っていて、庭師の仕事は偶然見つけたそうです。
徒弟制度に憧れを抱いていたので、庭師の仕事がとても自分に合っていて、自分のアイデンティティも見つけることができたそうです。
26歳で日本人に帰化
庭師という天職に出会ったことで「これからも日本で生きて日本で死にたい」という思いが強くな、帰化を決意しました。
このころからSNSで「日本に帰化したスウェーデン出身のイケメン庭師」とメディアで取り上げられるようになりました。
庭師の仕事に支障が出ない範囲でメディアに出演するようになります。
日本庭園の良さをメディアで話したり、自身のSNSで活動を発信することによって認知されていきました。
タレントとしての活動
村雨辰剛さんは庭師とタレント俳優としてバランスを取りながら活動されています。
- 2018年:NHK「みんなで筋肉体操」に出演
- 2019年:初の自伝的エッセイ「僕は庭師になった」を出版
- 2020年:庭師として正式に独立し個人自業主となる
- 2020年:YouTubeチャンネル「村雨辰剛の和暮らし」を開設
- 2021年4月:NHK Eテレ「趣味の園芸」のナビゲーターに就任
- 2021年11月:NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」ロバート・ローズウッド役に抜擢
- 2022年6月:2冊目の自伝的エッセイ「村雨辰剛と申します。」を出版
- 2023年6月:国際短編映画祭作品「The Izakaya Dialogue」で映画初主演
- 2023年:NHKドラマ10「大奥」にて金髪碧眼の蘭学者・青沼役に抜擢
村雨辰剛さんは「みんなで筋肉体操」に出演したことで一気に注目を浴びました。
お知らせです!
— 村雨 辰剛 (@MurasameTatsu) August 7, 2020
「みんなで筋肉体操」にまた出演させて頂く事になりました!
今回はパラアスリートの方と一緒に追い込んで行きます!
放送はNHK総合23:40〜23:45
24(火)〜27日(木)で僕が出演するのは25日と26日です!
またみんなで筋肉体操しよう!💪🏻#みんなで筋肉体操 pic.twitter.com/X02iXuUYDC
みんなで筋肉体操で話題になったことで、趣味の園芸の出演につながったようですね。
時代劇にも出演してみたいという夢があり、それも叶えてしまうのは村雨辰剛さんの行動力や、日本が好きだという気持ちが強かったからだと思います。
村雨辰剛のプロフィール
村雨辰剛さんのプロフィールを紹介していきます。
- 名前:村雨辰剛(むらさめたつまさ)
- 帰化前の名前:ヤコブ・セバスチャン・ビョーク
- 生年月日:1988年7月25日
- 身長:182㎝
- 血液型:O型
- 趣味:筋トレ、肉体改造、盆栽
- 出身地:スウェーデン
- 国籍:スウェーデン→日本
- 所属事務所:ワイエヌエム
村雨辰剛さん性格は真面目で努力家のようです。
好奇心や探究心が旺盛で、なんでもすぐに行動するタイプで自他共に認める「変わり者」であるそうです。
村雨辰剛さんは結婚されていたこともあるようですが、離婚されています。
前妻との間に娘さんがいらっしゃるようです。
村雨辰剛の本名
村雨辰剛さんの本名は村雨辰剛(むらさめたつまさ)になります。
帰化したことで村雨辰剛の名前が本名になります。
「村雨」は親方の父親(先代の師匠)が提案してくれた名前で、親方の父親が好きだった歴史作家の村雨退二郎に由来しいます。
「辰剛」は自分で考えた名前で「辰」は辰年生まれであることに由来し、「剛」は親方の名前から一文字いただいたそうです。
帰化する前の名前はヤコブ・セバスチャン・ビョークさんです。
村雨辰剛の出身地
村雨辰剛さんの出身地スウェーデンのスコーネ県オルケルユンガ出身です。
スコーネ県とはスウェーデンの県の一つです。
まとめ
今回は村雨辰剛さんの経歴やプロフィールについて紹介しました。
幼いころから日本が大好きで、好きすぎるがゆえに日本に帰化した村雨辰剛さん。
庭師という天職に出会い、現在は庭師とタレント、俳優として活動されています。
これからも村雨辰剛さんの活躍を応援していきましょう。